デザイン(意匠)を登録するためには、
いくつかの条件を満たしている必要があります。
意匠法には、関連意匠というものがあります。
関連意匠とは、簡単に言えば、類似する一群の意匠をまとめて登録するという制度です。
一つの意匠【本意匠】に類似する意匠【関連意匠】を登録し、
独自に意匠権を取得して、独自に効力が認められるということです。
関連意匠の登録をするためには、
① 本意匠の出願日以降であって本意匠の公報発行日前に、関連意匠の出願をすること。
② 本意匠に類似する意匠であることが必要です。
③ 本意匠の意匠権に専用実施権が設定されていないこと。
※ 関連意匠にのみ類似する意匠は、関連意匠としての登録が認められません。
関連意匠の存続期間は、本意匠の意匠権の設定登録の日から20年間です。